セルフケアに限界を感じたら
- 2025年10月28日
- 読了時間: 4分
耳鳴り、眩暈、副鼻腔炎のセルフケアに耳を引っ張るという方法があります
耳鳴りケアと検索すれば、だいたい出てくるやつです
耳を引っ張ることで、「側頭骨」(そくとうこつ)の周囲(青色の部分)に筋膜を通じてストレッチがかかります。
この側頭骨の周りには身体をリラックスする方向へ働きかけるスイッチとなる大切な神経や筋肉が密集しているのです。

耳の周りがストレッチされることで、リラックスして症状が改善するということです
では、これだけで問題が解決するのか?解決、完治する人はいいのですが
そんなに甘くはありません

同じく、耳の周りについている筋肉の一つとして、「胸鎖乳突筋」という筋肉があります
「耳の周り、頭の側頭部」と「胸骨や鎖骨」の間を結ぶように首を斜めに横切っている筋肉です
*水色の部分が胸鎖乳突筋
この筋肉は胸のあたりにまで繋がっていますね
ということは、「胸骨や鎖骨、胸の筋肉」に何かしらの問題がある場合でも
「胸鎖乳突筋」に緊張が生まれてしまう・・・のではないか?

よしじゃあ、次は胸の骨の周りをほぐそう!!!
お、胸を押すと痛い・・・全部ほぐさなきゃ!
胸に関わる筋肉は・・・

はい、写真の通りです
大きな胸の筋肉、腹筋・・・膨大ですね
耳の周りだけアプローチしても問題が解決されないのはこういった理由です
そして、こうなります
「セルフケア、いったい何個しなきゃいけないの?」
解剖学の繋がりから考えると症状を引き起こしている原因を絞るのは大変なことなのです
セルフケアで硬い部位を緩め続けるのも良いのですが、沢山覚えるのも大変ですよね
どこを緩めるのが一番よいのか、患者さんと一緒に探していくのも施術の中に入れています
正直、セルフケアで問題が全て解決するとは思いません
というか、来院される方の大多数が、セルフケアでどうにもならなかった人達ばかりだから仕方ありませんが。。。。
否定はしませんが、効果が無いなら別の方法を探しましょう
または、身体の見方を変えてみる
身体の硬い部分=悪者
この考え方を改めてみましょう
硬くなっている部分も身体の一部であり
どこかを他の問題点をかばっているかもしれない
そう考えると、硬い部分だけを取り扱っていても限界があるのです
身体全体を見つめなおすことも症状改善のための糸口になります
具体的に何をどう変えるの?
残念ながらそれは、個々人で違うので画一的なものとしての紹介はできません
その人の身体の状態を見てみないとわからないというのが本当のところです
逆に、身体の状態をみていないのに原因を特定して、効果を確定する方が
おかしい気もしますけどね
余談ですが、頭蓋骨のセルフケアとか施術についての注意喚起をさせてください
ネットで「こめかみ」や頭をグリグリ押している動画を見たことありますか?
あたまのこめかみには「蝶形骨」という大切な骨があります
この「蝶形骨」の周囲には沢山の脳神経が存在しており
内臓機能、自律神経の要と言えます
そこを自分でケアをしようとして
不調を引き起こしてしまうケースが沢山あります
蝶形骨の位置である「こめかみ」を指をゴリゴリと押すようなケアはやめてください
かんたんに身体が壊れますよ

水色の部分が蝶形骨です。
セルフケアでは限界かなと思っている方に、オステオパシーはおすすめです
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