母の「健康」と子に対する「愛」と「生命力」
最近、子供さんを施術する機会が増えてきています。
遊んでいる最中に転んだり、ぶつけたりなんかのアクシデントで怪我をしてしまった子供。
長引く痛みで病院を受診しても「様子を見ましょう」と言われた子供。
その他、不眠、アレルギー、身体が緊張しやすい・・・などなど本当に多岐に渡ります。
子供の身体は強い生命力に溢れていますし、手を通してしっかりと伝わってきます。
まさに「健康」そのものに触れているという感覚です。
やはり、大人と比べると強い制限を受けて緊張している筋膜、関節なんかがあっという間に
緩んでいきます。
子供の施術が出来るって本当に幸せです。
この点はオステオパシーを学んでいて本当に良かったなと思います。
未来に向かっていく希望の光を見つめている気がしてこちらの心が救われるような気持ち
になります。
さて今回、伝えたいのはその子供に寄り添う「母親」についてです。
母と子供の関係ってとっても特別なものだと思います。
子供はお母さんと肉体的にもエネルギー的な面でも波長が合いやすいというか、影響を
強く受けやすいのかなと施術をしながら実感することがあります。
それを踏まえて感じるのは、心配そうに子供に付き添うお母さん自身がとても疲弊しているということです。
お母さんの健康状態は子供になにかしら影響を与えることがあるなと思います。
お母さんがイライラしていたり、疲れたり悲しい表情をしていると子供は何かしら感じ取るでしょう。
子供って理屈抜きに自然とめちゃくちゃ観察しています。
世のお母さん方は辛い気持ちや隠して笑顔で日々、お子さんと向き合っているかと思いま
す。
が、しかしたまにそれが表面化して子供にあたってしまい罪悪感に苦しむお母さんもいる・・・母親って本当に偉大ですよね。頭があがりません。
自分の感情を押し殺したり、抑圧することはとんでもないストレスになります。
こういったストレスは潜在的に身体に残ってとってもやっかいなものになります。
症状として本人が認識していなくても、身体にはしっかりと残ります。
そういったお身体をみさせてもらうと単純な筋肉のコリとか関節の硬さといったものではない別の違和感(うまく言語化できませんが良くないもの)として感じられます。
そして、それは目に見えない形で子供に伝わるかもしれません。
母と子供、どちらも心身ともに健康であることが理想なのでしょう。
そんな当たり前のことが難しい世の中になってしまったのでしょか。
大変な時代ですけど、生き抜いていきましょう。
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