「なんのために整体を始めたのですか?」
「病院を辞めるなんてもったいない」
たまにこういった声をいただきます。
【病院で働く=安定】というイメージは強いみたいです。
僕自身、そう思う部分もあれば、そうじゃない部分もあります。
しかし、僕が整体院で提供しているオステオパシーを医療機関で提供するのは難しいことでした。
施術の時間的にもそうですが、医師の診断、指示のもとで科学的根拠に戻づいた理学療法を提供するという役割を担う身としては難しいのです。
医療保険が適用されるサービスにおいてはとても大切な考え方ですし、僕は病院で働くメディカルスタッフのことを否定するつもりはありません。
頭蓋仙骨療法や内臓マニュピレーションなどの施術は日本の医療機関で働くスタッフからすると「なにそれ?胡散臭い!」という認識が強いのが現状です。
アメリカやヨーロッパではオステオパス(オステオパシーを生業とする職)が割と認識されているので日本でももっと知名度が上がって欲しいですね。
保険下で救われる患者さんもいますが、問題が改善しにくい患者さんもいるのです。
それは理学療法に限らず、薬や手術なども同様です。
症状の改善を諦めてしまう患者さんの力になることはできないだろうかと長年考えてきた
結果、思い切って病院を飛び出しました。
「オステオパシー」というサービスを提供することで一人でも多くの方が健康になってくれることを願っています。
そして、もう一つ病院外に出た大きな理由の中には子供の健康に携わりたいと思ったからです。
オステオパシーの特徴に「優しい施術で身体に良い変化を起こす」というメリットがあります。
この点は子供の施術にピッタリだからこそ、今でもずっと学び続けることが出来ているのだと思います。
子供が笑顔になれる世の中は素敵だと思います。
お母さん、お父さん、家族、皆が笑顔でいることも大切です。
そこに少しでも力添えできればなと思います。
未来に繋がる仕事が出来ればそれが僕にとって幸せでもあります。
そんなに大層で立派なことは言えませんが、みんなの未来のために歩み続ける整体院
であり続けたいですね。
Comments