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静かなデスク

修Blog

レビュー(施術の感想)をはじめ、

症状別の症例や施術内容、運動指導について

伝えたいこと、覚えておきたいことを

コラムにしてみました。

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□朝起きた瞬間に肩と腰は固まっている感じがする。疲れは取れていないし、全身がおもだるい

□肩は水平より上に痛みで上がらない。


□一日過ごしていく中で段々と動かせるようにはなってくる。



こんな症状を訴える女性・・・今では珍しくないのかな?

まだ30代にも関わらず五十肩のような症状。


更には心窩部の不快感というか胃の違和感という自律神経系症状もある。


幸い、夜間痛は強くはないけれども上腕二頭筋の周囲に浮腫や軽い熱感を認める。



動かし過ぎて痛みなどの症状が悪化してきている訳ではない、むしろ眠っているときってじっとしていますよね。なのに、起きる時に身体が強張っている。


眠っている間におこなっている運動と言えば「呼吸」です。


そして今回の女性は腹部に手術の既往があり、腹部の硬さが目立ちました


お腹の柔らかさと呼吸ってかなり関連があります。


深い呼吸をする時には腹部が膨らんだり縮んだりしますので、これが制限されると呼吸が強く妨げられてしまいます。


眠っているのに上手く身体に酸素が取り込めない。


それじゃあリラックスできませんよね。


【施術】

①腹部の柔軟性を取り戻すために腹部の筋膜、皮膚や内臓の可動性の改善

②仙腸関節・腰椎のリズムを取り戻すためのモビライゼーション

施術は30分ほどで終わりました。

痛みは無く、患者さん自身の力を用いて安全に行いました。


これで肩は頭の上まで痛み無く、動けるような状態になりました。

お腹の不快感も無くなり、呼吸も深くできるようになりました。


後はお伝えしたセルフケア(運動療法)をしっかり実践して頂ければなと思います。


オステオパシーってすぐに結果が出ないんでしょ?と最近よく耳にしますが・・・

そんなことはないです。たしかに症状によっては時間を要することもありますが、毎回全力で一日でも早く患者さんの症状が改善するように取り組んでいます。


故意に症状の改善を遅らせることもありませんし、そんなことしても自分の院の評判を落とすことになるので絶対にしないですね!笑


症状の改善は勿論、身体がもっと健康になるような状態にまでもっていけることを目指しています。


ちなみに、絶対に頭蓋骨を触らないと症状が改善しないってこともないです。

必要なら施術するって感じです!


どうしたらいいのか分からない症状にお悩みの方は是非お越しくださいね。



お待ちしております。



【お問い合わせ】 お電話は 080 ー 7984ー 2976 出ない場合は着信のみ、あるいは留守電にメッセージを残されてください。 必ず折り返し、お電話いたします。 【簡単!!LINE予約について】 当院のLINEアカウントを登録していただけると簡単に予約が可能です。 ホームページの予約ページのQRコードからどうぞ。 ただし!友だち追加だけでは、ご登録ができませんので必ずお名前、お悩みの状況、希望の予約日などを簡単にで結構ですので、最初にメッセージを送ってください。 *LINEにて事前にお困りの症状やお身体の状態をお伝えいただけるとスムーズに施術を行えるので是非宜しくお願いします。 【住 所】 〒819-0002 福岡市西区姪浜4丁目10-19 ​エヌ・エイ・エム BLD 403号室

【アクセス】 地下鉄空港線姪浜駅から徒歩2分 「や台ずし 姪浜駅北口店」さんのすぐ隣の建物の4Fにあります。 【院長】長友修平 #福岡市 #西区 #整体#姪浜#自律神経#オステオパシー#変形性膝関節症


 
 
 
  • 2023年1月13日
  • 読了時間: 5分

患者さんと向き合う時の心構えってどうしたらいいのだろう?


新卒で入職したての僕はいつも考えていました。


あの頃は患者さんを前にすると緊張してドキドキして、頭がパンパンになっていました。


「失敗したらどうしよう?」

「上手くいかなかったらどうしよう?」

「何からしたらいいのだろう?」


このように迷い慌てふためいていたことをよく覚えています。


顔は平静を装い、内心びくびくしてシャツは汗だく。


じゃあ今はどうなのか?


まったくそんなことが無いとは言えませんが、心掛けていることはあります。


患者さんにとって、


「言葉を交わしたり、同じ空間にいるだけで安心感をもたらせるセラピストでありたい」


このスタンスを大切にしています。


このように少しずつ落ち着いて患者さんと向き合えるようになってきたきっかけはいくつかあります。


オステオパシーを学び始めたこともその一つでしょうか。


そして、一冊の本の中で出会った女医さんの影響が大きいですね。


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「グラディス・テイラー・マクギャレイ」について


インド生まれのアメリカ人女性で、主に小児や産婦人科の領域でご活躍された女医さんのようです。自然分娩や、出生直後の新生児に対する安全な管理方法など小児科や産婦人科の領域で精力的に活動されたようです。ちなみに分娩室に旦那さんを入れて出産に立ち会えるようになったきっかけもこの先生だったそうです。

マクギャレイ先生が診療していたクリニックには多くの重病、難病を患った方がたくさんいらしていました。末期癌を患い、抗がん剤や外科手術(アロパシー医学)を受けても何の成果も得られなかった患者を奇跡的に治療していたそうです。

他にも病院で医学的な検査を受けても異常は見つからなかった沢山の患者さんが訪れては治療を受けていました。

そんな先生は通常の医学だけにとどまらず、代替療法(鍼灸、徒手療法、ヨガ、瞑想、音楽、心理療法)を兼ね備えたクリニックを運営されていたようです。


これだけ見ると本当に偉大な先生だなと感嘆してしまいます。



さぞかし患者さんへ様々な治療の提案を行っているのだなと思いながら書籍を深く読んでいくと意外とそういう訳でもありませんでした。


というより、それらは枝葉のようなものであり根幹には「患者さんの中にある自然治癒力(インナードクター)を呼び覚ますこと」ということを念頭に置いて患者さんと向き合うことの必要性を説明されていました。


物質的な肉体だけでなく、思考や精神をプラスの方向へ動かすことの重要性を説かれています。その治療成績にマクギャレイ先生自身が驚き、患者さんから学びを得ることも多かったようです。


ここまで聞くと、偉大で有名なドクターなのだと思います。


しかし、世間は許してくれなかったようです。


アロパシー医学会(薬物療法や外科手術を中心とした医療)から非難や嫌がらせなどの大バッシング受けることになったのです。



一般的な医学の常識から逸脱していることが理由で非難の的になってしまいます。


ついには医師免許剝奪の危機にも直面したりと波乱万丈な人生を歩まれています。

それでも彼女はものともせず真向から立ち向かったのです。


結果として、医師免許を剝奪されることは無く、家庭医として長年ご活躍されたようです。

*ちなみにマクギャレイ先生はアロパシー(薬物療法や外科手術)に対して否定的に捉えたり、無意味に批判したりすることは無くて大変、人としての器が広いお方です。



少し話は逸れますが、オステオパシーの創始者であるアンドリュー・テイラー・スティル先生や、クラニアルオステオパシーのパイオニアであるウイリアム・ガーナー・サザーランド先生も同様に同業のドクターやアロパシー医学会から非難を受けていたようです。


しかし、すべて結果で捻じ伏せたと言われています。

(カッコよすぎますね!)


創始者のスティル先生の奇跡的な治療技術を求めて人が集まりすぎて、一つの町が誕生したという秘話まであるようです。


今頃、スティル先生は天国でどのようなお気持ちでしょうか?


当時は非難され、変人だの悪魔だのと迫害を受けていたにも関わらず


現代ではアメリカでのみオステオパシーは医師と同等の扱いとなっており、そして遠く離れた日本にまで偉大な先人達の魂は脈々と伝わってきていることは大変すばらしいことです。


話をもとに戻して、まとめますと。


何をするべきかどうかではなく。


先ずは、患者さんを受け入れて知ること。


こちらがなにかをしなければいけないという思考や意図は一旦、置いとくこと。


患者さんのことを知れば何をするべきかを導いてくれる。


そう考えると、僕自身の心は軽くなって毎日ひやひやしながら患者さんと向き合うことは減りました。


こうでなければいけないとか、できないといけないといった具合の既成概念などは自分の感覚を鈍らせたり手を固めてしまうので施術の効果もイマイチな気がしますしね。


患者さんと向き合うときの初心を思い起こさせてくれるような一冊です。


また読み返してみて、紹介できればなと思います。


余談ですが、マクギャレイ先生は研修医の時に妊娠してフラフラになりながらもハードなスケジュールで患者さんのために尽力されていたようです。

この時代のアメリカでは男尊女卑の文化が根深く、女性は医師になるべきではないという考えが浸透していたためイジメもひどかったようです。


考えただけでゾッとしますが、そんな困難にぶつかっても信念をもって立ち向かっていく

マクギャレイ先生の意志を受け継ぎたいものです。




 
 
 

更新日:2023年1月15日

当院をご利用されている患者さんから頂いているお言葉ランキング第1位となっております。

整体というとボキボキとかグイグイといったイメージが強いからでしょうか。

それとは対極的な施術を私は実践しています。

そんな軽い刺激で何をやっているのか?と言われれば

「関節や筋肉を良い状態に戻しています」といった説明になります。

最近、SNSで流行っているボキボキ整体(スラスト手技)やカイロプラクティックのように、短時間(ほぼ一瞬かな?)ですっきり爽快!痛み改善!といった感じではありません。

とても魅力的ですし、そういった施術方法で症状が改善していく人もいるでしょう。

そちらで改善しにくい方もいれば、ボキボキは怖いという方もいると思いますので、そのような方には当院がおすすめかもしれません。

僕は身体に触れると同時に身体からは何かしらの反応が返ってくるので、それを感じ取りながら施術や検査を行います。

その反応がどのようなものかを全て言語化するのは難しいのですが。

身体が症状を改善するために必要な刺激の強さや質、触れて欲しい部分を教えてくれるような感覚が僕の手には伝わってきます。

このような感覚を受け止めながら少しずつ身体に変化を起こすように施術を行いますので、必然的にゆっくりとした施術になるのです。

身体にゆっくりと働きかけて変化を生み出すため、ゆっくりと時間経過と共に症状がいつのまにか解消されていくこともあるようです。

身体の関節や筋肉の状態を変化させるといった方法は必ずしも強い刺激でなければいけない必要性はありません。

そして、人の身体は良くも悪くも身体は変わりにくいように出来ていますので。

特に自律神経に関連した不調が現れている身体には急速な変化を与えるのではなく

ゆっくりと変化する余裕を持たせながらの施術が大切と考えます。

人間の生命維持に関わるものがジェットコースターのように急激に変化させるのは

身体にとって新たなストレスが生じる可能性もありますからね。

ゆっくりと時間をかけて身体の変化を感じ取っていただくことで、身体と向き合う時間を

作るきっかけにもなります。

当院では症状の改善のプラスアルファとして「自分自身で身体をケアしていく力」を養って

いただきたいという想いがあります。

その場での症状の改善も大切ですが、ストレスを感じやすい現代社会を生き抜くためには

自分自身での健康管理の意識を養っていくことが大切になってくるはずです。

当院では患者さんが主役となり、身体と向き合いながら健康へ向かっていく最初の一歩を提供していきます。

今年こそは自分を変えたいという方は是非、お待ちしております。

お問い合わせ

お電話は 080 ー 7984ー 2976

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【院長】長友修平

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