- 10月28日
- 読了時間: 2分
耳鳴り、眩暈、副鼻腔炎のセルフケアに耳を引っ張るという方法があります
このケアの目的をざっくりと述べますと
①「側頭骨」(そくとうこつ)の周囲に筋膜を通じてがストレッチ効果がある

②直接、耳に刺激が触れるので副交感神経が刺激される
*耳の感覚を感じ取る神経はリラックスのスイッチが入りやすい
③首や顎の筋肉の緊張を落とすことができる
*胸鎖乳突筋・側頭筋・咬筋など

眩暈・耳鳴り・副鼻腔炎など顔面の領域の不調には何かしらの効果がありそうです
これだけで、症状がすっぱりと解決するかというと
現実はそんなに甘くありません
「組織の緊張」に対するアプローチではありますが
「緊張を引き起こしている原因」
に対してのアプローチが不十分だからです
先ほど、説明した「胸鎖乳突筋」についてですが
「耳の周り、頭の側頭部」と「胸骨や鎖骨」の間を結んでいます

*水色の部分が胸鎖乳突筋
ということは、「胸骨や鎖骨」の状態に問題がある場合でも
「胸鎖乳突筋」に緊張が生まれてしまいます
耳の周りだけアプローチしても問題が解決されないのはこういった理由です
解剖学の繋がりから考えると症状を引き起こしている原因を探すのは
本当に大変なのです
局所にフォーカスするのも大切なのですけど、全体を見なければいけません
これはオステオパシーの大切な考え方です!!
最後に、もう一点
顔面にまつわるトラブルを解決しよと調べていると
「蝶形骨」というワードに辿り着くでしょう
オステオパシーでも重要視しています
この「蝶形骨」の周囲には沢山の脳神経が存在しており
内臓機能、自律神経の要と言えます
そこを自分でケアをしようとして
不調を引き起こしてしまうケースが沢山あります
蝶形骨の位置である「こめかみ」を指をゴリゴリと押すようなケアはやめてください

水色の部分が蝶形骨です
めまい・耳鳴り・頭痛・副鼻腔炎などのお悩みの方に
こういった身体の見方が広まっていただけると幸いです
顔面の不調を抱えている方に対しても
骨盤・腰骨・肋骨と全身の矯正が必要ならば実施しています
セルフケアでは限界かなと思っている方に、オステオパシーはおすすめです
- 10月22日
- 読了時間: 3分
「自分で治せる!」
「一撃で治す!」
「一瞬で治す!」
みんな大好きSNSで沢山の方がこういったセルフケアを紹介していますね。
それで治る人はそれでいいでしょう
さて、SNS以外でも、整骨院や整形外科に行くと、痛みを改善するために必要な
自分で出来るケアの方法を教えてもらうことができます
ストレッチ、マッサージ、筋トレ・・・
症状が治る人、やっても症状が改善しない人、それぞれいらっしゃいます
【効果が無かったときはどうする?】
先ずは、担当のセラピストに相談しましょう。
そこから新たな対策を考える必要があります。
身体の状態をチェック→再度、新しい方法を提案
基本はこういった流れになっていくと思います
それでも中々、効果が出ない人がもいますよね
効果が実感できない方から多く寄せられる意見はこちら
☑どれをいつまでやらなければいけないの?
☑やらなければいけないケアが多すぎて混乱する・・・
☑出来ているかどうか分からない・・・
☑何回やればいい?
悩んでいる方結構いらっしゃるようです
私も施術だけではなく、こういったセルフケア指導を行っていますが
どちらかというと「身体の使い方」の指導が多くなります
身体の「使い方」を変える=新しい感覚を手に入れるということです
人間の動きには、個別に「身体の癖」が必ず存在します
その癖が悪いものであれば、身体の局所に負担が集中してしまい
痛みなどの不調を引き起こすのです。
施術を通して身体に触れたり、観察することで
効率の悪い部分を見つけ出すことが出来るので
即座に修正するという感じです
もっと分かりやすく言うならば
「使えていない眠っている筋肉・関節」の動きを引き出して
局所と全身の動きをコーディネートしていく作業です
自分の身体を理解して、身体の変化を実感していただければ
ほんの少しの努力を積み重ねることで自然と身体は良い方向へ変わっていきます
自転車に乗れない子供が、いつの間にか乗れるようになるのと同じ感覚です
一例として・・・
①座っているときに首や背中を緊張させなくても良くなった
②パソコン作業中に、肘や手首、肩がきつくなくなった
③長時間座っても疲れにくくなった
などの感想もいただいております
【具体的に何をするの??知りたい!】
私はあなたの身体のことが分かりません
SNSでセルフケアを紹介している人もあなたの身体のことは知りません
ちゃんと身体を見て、責任をもってサービスを提供したいのです
定型的なものでは対応できないケースを解決していくのが私の仕事です
個別性を大切に、あなたの身体と向き合っていきます
お待ちしております
- 10月11日
- 読了時間: 4分
更新日:10月15日
ばね指や、腱鞘炎は40歳以降、更年期の女性に多く発症しやすいと言われています
少し調べると、ホルモンバランスの影響、手や指を過剰に使い過ぎている・・・などが理由として挙げられてはいます。
治療の第一選択としては、整形外科での投薬、注射といった治療が対象となります。
標準治療と呼ばれるものです。
炎症が強い場合(熱感、腫れ、痛み、曲げ伸ばしがしにくい)は特に優先的に行われます。
ですが、この標準治療で効果を感じられない方も中にはいらっしゃいます。
すると次には手術をすすめられます。
痛みを引き起こして、指の動きを制限している部分を直接、メスで切除する方法です。
とても効果があると言われていますが、ステロイド注射の副作用により関節や靭帯などの組織に負担が生じているケースだと術後も機能回復に時間を要することがあるようです。
ここで患者さんの中には、「絶対に手術はしたくない」と考える方もいらっしゃいます。
そうなると、後は外来リハビリで改善を目指すということになります。
手術以外の方法で症状の改善を目指していきたい。
オステオパシーも勿論、そういった方々のお力になれます。
?オステオパシーは何をしてくれるの?
ざっくり言いますと指に負担をかけている原因となっている部分を徹底的に無くす
というところになります
1)なぜこの指だけ?
SNSで腱鞘炎のケアを調べると、だいたいストレッチ、マッサージが出てきます。
もしくはテーピングや装具を用いた治療ですね
動きが悪い患部を動かすことの重要性は勿論、大切なのです
(炎症が強い時期は例外)
そこに症状が出てしまった原因は何なのかを考えることも必要かと思います
手の指は5本あって、同じように動かしているはずなのに
どうして人差し指なのか?親指なのか?
なぜ右手だけなの?
そこを突き詰めていくと症状の早期改善と再発予防につながります
最近、来院されたお客さんを例にすると・・・
☑股関節、骨盤の関節の動きに左右差あり
↓
☑背骨の傾き、肩甲骨の位置にも影響が出ていて
↓
☑腕・肘・手先に関節の捻じれが生じる
ざっくりとした説明ですが、こんな感じです
症状がある手首や指先だけの施療では
不十分となりがちです
2)患部への血流は確保されているか?
筋肉や関節を動かすことで血流は改善する
だからストレッチを積極的に・・・
いや、もともと、動かしすぎが原因で痛みが出ていたのでは・・・?
矛盾しているようにも思います。
過剰な刺激など、何かしらの原因で炎症後の組織修復が円滑に行われなかった場合は
患部の血流が阻害されてしまい、慢性的な痛みを引き起こしたり、関節の動きが改善されにくくなります
患部に血液がしっかりと供給されるための環境づくりにも目を向けるのも
オステオパシーの特徴です
傷ついた組織の修復、神経や筋肉が機能的に働く、すべてに血液が必要です
横隔膜と鎖骨はしっかり動いているか?
鎖骨は良い位置にあるか?
横隔膜?鎖骨?
関係ないようでちゃんと血流に大きく影響を及ぼします。
ここに問題があると、いくら動かしたりマッサージをしても血流に乏しくなります
ちなみに朝起きた時に、腰が痛いといった症状の方もこの辺に問題があることが多い印象で
す
全体性を大切にすることも症状の緩解に必要なのです
症状を改善するためにはいろんな視点で身体を見る必要があります
従来の方法で満足できない方は一度、オステオパシーを体験してください
【お問い合わせ】
お電話は 080 ー7984ー2976
施術中は電話対応が出来ません。
留守電に施術予約のメッセージを残された方にのみ折り返し連絡いたします。
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【院長】長友修平

