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静かなデスク

修Blog

レビュー(施術の感想)をはじめ、

症状別の症例や施術内容、運動指導について

伝えたいこと、覚えておきたいことを

コラムにしてみました。

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今回は、論文をベースとして「赤ちゃんのあたまの形を整える」ために


何が一番良い方法なのか?これについて記載をしていきます



論文や臨床研究のコンセンサスに基づき、乳幼児の斜頭症に対する主な治療法の改善効果、エビデンスの質、および主な特徴を整理・比較した一覧です。





治療法ごとの特徴・効果比較


【ヘルメット療法】



効果:中等度~重度の斜頭症に対して、左右の非対称を大きく改善することができます




我が子の斜頭症に悩むお母さんが医療機関を受診されると、主治医の先生から


ヘルメット治療を進められることは一般的な流れとなっています。



【デメリット】


☑日本で行われるヘルメット治療は30~60万ほどコストがかかる


論文ベースでは非常に高い成果が出ているだけあって、費用はそれなりのようです



☑着用時間が長いことによる皮膚トラブルが起きやすい


ヘルメットを使用している乳幼児に起きる副作用としては

(皮膚刺激・あせも・におい・痛みなど)が報告されています




☑ヘルメット着用が1日23時間という治療内容の遵守


日々の管理の難しさから規定の時間(1日23時間)着用させ続けられなくなるケースや、治療期間の途中で着用をやめてしまう例が報告されています。



☑保護者の精神的疲弊・生活の限界(アドヒアランス低下)


「夜泣きが増えた」


「毎日の手入れ(除菌・乾燥・汗拭き)と通院に疲れた」


「装着を嫌がって泣く姿を見るのが辛い」


こういったストレスが積み重なることで


1日22〜23時間の装着を守れなくなってしまい


最終的に治療効果が得られなくなって途中でやめてしまうケースもあります





【理学療法】


私が調べた中では、一般的な外来リハにおいて斜頭症を保険診療でみているクリニックなど

は少ないように思います。


海外では理学療法士が関わることが多くありそうです。

軽度、中等度の斜頭症の子供に対して、有効性が論文ベースでは確認されています。

アプローチとしては以下のようなものが行われているようです




斜頭症にヘルメットを用いない治療方法としては、第一選択として行われています。

僕も施術と並行して、こういったアプローチを取り入れることもあります。


【オステオパシー】


首の動きが悪いのであれば、その原因を徹底的に探しだします


首の骨や関節、筋膜、神経のわずかな緊張


鼻の骨、顎、肋骨、骨盤の捻じれ


あれ?首からどんどん離れていっている?


赤ちゃんの頭が傾く原因が「首」だけにあるとは限りません


たとえば、逆流症が例にあげられます


赤ちゃんは、食道と胃をつなぐ筋肉や、胃の形が


まっすぐであるため、逆流しやすくなっています


出産時のストレスで呼吸器関連の骨格のバランスが崩れているケース


アレルギー体質で内臓を包む筋膜が過緊張を起こしているケース


すべて斜頭症に関連していると考えます


症状は結果であり、全身状態を把握して


身体全体に、赤ちゃんがもつ自然治癒力、成長していく力を広げていく


お手伝いをするのがオステオパシーです




【まとめ】(重症度)に応じた治療法選び


①軽度(〜低月齢)

必ずしもヘルメットの着用をした方が良いとは限らない、自然に改善していくケースもある



②中等度~重度の場合

早期のヘルメット療法の開始

そして

理学療法・オステオパシー療法の併用がベスト




ヘルメット療法だけで全てをカバーするのは難しいかもしれません

ヘルメットを用いて頭に対する、アプローチしながら、

他の原因も追究することが何より大切だと考えます


オステオパシーの通院の頻度: 2週に1回、または3週〜月1回 

トータルでの治療の回数: 合計3回〜6回(平均5回前後)で効果を判定していきます


【参考文献】

Positional plagiocephaly: results of the osteopathic treatment of 424 infants. An observational retrospective cohort study Raffaella Panza1*† , Filippo Piarulli1†, Valentina Rizzo1, Federico Schettini1, Maria Elisabetta Baldassarre1, Antonio Di Lorenzo2, Silvio Tafuri2 and Nicola Laforgia1




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【院概要】




オステオパシー整体院 修


1)住所


〒819-0002 福岡市西区姪浜4丁目10-19 ​エヌ・エイ・エム BLD 403号室



2)アクセス


地下鉄空港線 姪浜駅北口から徒歩2分


ドラッグストア コスモスさんの道路を挟んで向かい側


「や台ずし 姪浜駅北口店」の真横にあるビルの一室が当院です。


「CHOCO ZAP」さんが1Fに入っているビルの4Fにあります



3)営業時間


【平日・土日祝】 8:00~20:00 (最終受付20:00)


定休日:不定休







 
 
 

更新日:9月10日

「赤ちゃんの頭を整えたい」


「斜頭症」と診断されてヘルメット治療をしたけど・・・


「思ったより頭の形が変わらなかった」


「頭に無理をかけずに、綺麗に整えたい」


こういった要望をお母さんからいただくことがあります。


このへんを少し記事にしていきますね


①斜頭症を矯正するメリット

②赤ちゃんの頭が歪んでしまう原因






①斜頭症を治すメリット



1)噛み合わせ(歯列)への悪影響を減らす


頭蓋骨の歪みは、顎の骨(側頭骨の顎関節)の位置ズレに直結します。

赤ちゃんの段階で頭を整えることは、将来の不正咬合(噛み合わせの悪さ)


や顎関節症のリスクを軽減すると考えられています



2) 発達や運動機能への安心感


一部の研究では、重度の頭蓋変形がある赤ちゃんは


首の座りや寝返りなどの運動発達にわずかな遅れを伴うこともある


(向き癖による筋肉の左右差などが原因)と指摘されています


形を整え、首を自由に動かせるようにすることは


健やかな発達をサポートします。


*発達遅延と発達障害は異なります



②どうして頭の形が変わってしまうの?


本来、赤ちゃんの頭蓋骨は、脳の発達に合わせて風船のような球体へ近づいていきます


しかし、頭蓋骨はまだまだ未成熟であり、大人のようしっかりとした硬い骨ではありません


こういった柔らかい作りになっているのは、理由があります。


出産の時に、お母さんの産道を通過するためには、頭の柔軟性が必要なのです



こういった赤ちゃんに「応形(モールディング)」といった機能が備わっています。


モールディングとは?


(赤ちゃんがお母さんの産道を通過するために頭の形を柔軟に適応させる能力)


このときに起きる頭の形は、一時的なものであり、変形したままではありません

 


しかし、この産道を通過する時に、強いストレスが頭に加わった場合


それはある意味、赤ちゃんにとっては「トラウマ」となるわけです


物理的な衝撃としてだけ、または心理的な負担を感じるかもしれません



「トラウマ」は一時的なストレスではなく


持続的に何かしらの負担をかけ続ける要因となります


すると、正常に発達していく赤ちゃんの身体を邪魔しつづけるのです


頭の形が柔軟で、モールディングが行われているタイミングでストレスが


赤ちゃんに加わることは決して良いことではないということです



赤ちゃんにトラウマを与える要因には何があるのか?



1)無痛分娩


無痛分娩は、陣痛を抑制するため出産にかかる時間が伸びやすいこと


そして、産道を通過するときの最後の息みが弱くなりやすい傾向にあるようです


【参考文献】

☑硬膜外麻酔分娩の助産ケアの方法に関する文献検討



☑硬膜外麻酔分娩による産婦および新生児の生理的影響に関する研究

経膣分娩の産婦200人を対象に,分娩の生理的要因について硬膜外麻酔分娩(以下,無痛分娩と略す)と普通分娩で比較検討した。無痛分娩は,分娩所要時間と分娩第1期時間及び第2期時間が普通分娩より有意に高いことが認められた



2)機械分娩(吸引分娩・鉗子分娩)


お産時間が長くなると、吸引分娩、鉗子分娩といった機械分娩の適応条件の1つとなります


産婦人科医、助産師の方々の適切な判断のものと行われる処置です


母親と赤ちゃんの命を守るために行われるので大切なものなのです


ただ、その際に赤ちゃんにストレスが加わった場合は


出産後に、斜頭症といった症状を引き起こすきっかけになることがあるようです





3)帝王切開


産道を通らずに、出産されるから負担がかかるのは胎児だけでは?


そう思う方も沢山いらっしゃるとは思います


しかし、【産道を通過して一定のストレスにさらされる】


これが赤ちゃんにとって大切なようです


さっきと言っていることは、矛盾しているようではありますが


適度なストレスは良い、けれど、トラウマとなるような過剰なものであってはならない


これは大人にとっても同じことが言えるのではないでしょうか・・・


それだけ、【出産】とは大変なことなのです


帝王切開がなぜ、赤ちゃんにとって負担となりやすいのか?


以下の通りとなります


1. 肺の水分が抜けにくい(新生児一過性多呼吸)

お腹の中にいる赤ちゃんの肺は「羊水(肺液)」で満たされています。

  • 自然分娩の場合

     狭い産道を通る際、赤ちゃんの胸が強く圧迫されることで、肺の中の水分が口や鼻から自然と押し出されます


  • 帝王切開だと・・・

     産道の圧迫を受けずに外に出るため、肺に水分が残りやすくなります。その結果、出生直後にうまく呼吸ができず、一時的に呼吸が浅く速くなるため、心肺機能に負担がかかりやすくなります。


2. 出生の「心の準備」をするホルモンが出にくい

自然分娩の陣痛は、赤ちゃんにとっても「これから外の世界に出る」という合図になります。

  • 陣痛のストレスによって、赤ちゃんの体内で「カテコールアミン(ストレスホルモン)」や「糖質コルチコイド」が大量に分泌されます。

  • これらは、自力で呼吸を始めたり、血圧を安定させたり、体温を維持したりするための「スイッチ」です。


  • 予定帝王切開など陣痛が始まる前に生まれる場合、このスイッチがうまく入らず、外の環境に適応するのに時間がかかることがあります。


3. 急激な環境変化(気圧・温度)によるショック

子宮内から外の世界への移動が、数秒〜数分という非常に短い時間で行われます。

  • 温かく、羊水で満たされた高い圧力の空間から、一気に「冷たくて乾燥した、気圧の低い手術室」へと連れ出されます。

  • 自然分娩のように時間をかけて徐々に環境に慣れるステップがないため、赤ちゃんの循環器系(心臓や血管)や自律神経に急激な負荷がかかります。



4. 腸内細菌叢(マイクロバイオーム)の形成の遅れ

近年の研究で、赤ちゃんの免疫や健康に大きく関わることが分かってきました。

  • 自然分娩: 産道を通る際、母親の産道にある善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌など)を口などから取り込みます。

  • 帝王切開: 産道を通らないため、最初に触れる菌が「手術室の空気」や「医療従事者の皮膚の菌」になりやすく、腸内細菌のバランス(免疫の基礎)が整うまでに数ヶ月から数年遅れると言われています。これが、将来的なアレルギーや肥満のリスクと関連しているという研究もあります。







③オステオパシーは斜頭症に対して何をするのか?



赤ちゃんの頭蓋骨は、脳が大きくなっていくにつれて、どんどん発達していきます


後頭骨の小泉門は2~3カ月

頭頂部・前頭骨付近も含む、大泉門は1~1歳半

どちらも、2歳ごろに完全に閉じる

なるべく早期に手技を行うにこしたことはないのです



オステオパシーの大切な感考え方として、


頭に何かしらの問題があるからといって、頭だけに注目してアプローチはしません


手足の細かい骨、内臓、呼吸の状態などを確認して、問題があれば施術する


局所だけで物事を考えると、良い結果は得られないと考えます


包括的に身体をとらえることで、正常発達を助けることができます


頭の側面がすごくはっているからといって、力づくで、側面を押し付けるような刺激を加えたりはしません


頭の側面が張っているのは、あくまで結果なのです


身体全体をチェックして、施術して、後は、赤ちゃんがもっているパワフルは自然治癒力を信じるのです。



施術自体は、赤ちゃんの身体の一部に触れているだけのようにも見えますが


身体全体を統合して、均一な、綺麗な球体を磨き上げるようなイメージで


整えていくのです



【参考文献】






  • 一部の研究では、重度の頭蓋変形がある赤ちゃんは、首の座りや寝返りなどの運動発達にわずかな遅れを伴うケースがある(向き癖による筋肉の左右差などが原因)と指摘されています。形を整え、首を自由に動かせるようにすることは健やかな発達をサポートします。








3)論文名:

 Caesarean section and respiratory system disorders in newborns: A meta-analysis

  • 掲載誌・年: Medicine (2024年)

  • 概要: 帝王切開と新生児の呼吸器疾患の関連を検証したメタアナリシス(複数の研究を統合した信頼性の高い解析)。帝王切開(特に陣痛が始まる前の予定帝王切開)で生まれた赤ちゃんは、自然分娩に比べて新生児一過性多呼吸(TTN)や新生児呼吸窮迫症候群(RDS)のリスクが有意に高くなることが結論づけられています。



4)論文名: Catecholamine surge and metabolic adaptation in the newborn infant after vaginal or caesarean section delivery

  • 掲載誌・年: Acta Paediatrica (1984年 / 臨床で長く参照されている古典的・基礎的論文)

  • 概要: 自然分娩と予定帝王切開で生まれた赤ちゃんのへその緒の血液を比較。自然分娩で生まれた赤ちゃんは出生時に極めて高いカテコールアミン(アドレナリンなど)の急上昇(サージ)が見られるのに対し、帝王切開児ではこの分泌が著しく低いことが判明しました。

  • 解説: このホルモンの急上昇は、肺胞の水分を吸収させ、出生後の血糖値を維持するために必須のプロセスであるため、不足すると初期の環境適応(呼吸や代謝)に遅れが出やすくなります。



産道を通らないことで、母親の持つ善玉菌を受け継ぐ機会(微生物の播種)が失われ、免疫発達の基礎となる腸内環境に変化が生じます。


5)

  • 論文名: The Impact of Cesarean Section Delivery on Intestinal Microbiota in Infants: A Systematic Review

    • 掲載誌・年: Cureus (2024年)

    • 概要: 帝王切開が赤ちゃんの腸内細菌に与える影響についてのシステマティック・レビュー。

    • 結果: 帝王切開で生まれた赤ちゃんは、産道の微生物に触れないため、初期の腸内細菌の多様性が低く、特有の細菌叢(マイクロバイオーム)を形成することが示されています。この初期の細菌叢の乱れ(ディスバイオーシス)が、将来的な免疫関連疾患やアレルギー、肥満のリスク上昇と統計的に関連している可能性が指摘されています。





6)論文名: Helmet Therapy for Positional Plagiocephaly: A Systematic Review

掲載誌・年: Pediatric Neurology (2024年)

概要: 斜頭症の治療や原因に関するシステマティック・レビュー(複数の論文をまとめた検証)。位置的斜頭症を引き起こす主要なリスク因子として、うつ伏せ時間の不足や向き癖と並び、「吸引・鉗子分娩(vacuum- or forceps-assisted delivery)」が明確に位置づけられています。



7)論文名: Risk factors for positional plagiocephaly and appropriate timeframes for prevention messaging

  • 掲載誌・年: Paediatrics & Child Health (2014年)

  • 概要: 生後数ヶ月の乳児を対象とした多施設共同研究。鉗子や吸引による器械分娩で生まれた赤ちゃんは、自然分娩の赤ちゃんに比べて斜頭症を発症する確率(オッズ比)が約1.9倍高いことが報告されています。器具による圧迫や、それに伴う向き癖の定着が原因として挙げられています。





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2)アクセス


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3)営業時間


【平日・土日祝】 8:00~20:00 (最終受付20:00)


定休日:不定休






 
 
 
8月21日
読了時間: 7分

オステオパシーの大きな特徴と言えるのは


子供の健康に携わることができるということです


この記事では、こういったことが分かります



【1】子供の不調は何がきっかけで現れるのか?


【2】実際の子供の不調に対する施術と効果


【3】「歩きや姿勢」以外にも内臓の不調を引き起こす


【4】子供の健康は母親の状態とリンクしている



あまり知られていないかも知れませんが最後の【4】はとても大切です



【1】子供の不調は何がきっかけで現れるのか?



1〜2歳になると、歩き始めたり、公園を元気に走り回ったりと


我が子の成長に感動する日々が増えますよね



その一方で、言葉でうまく体調を訴えられないこの時期


親御さんからはこんなお悩みをよく伺います


  • 「歩くときに、妙に左右にふらついたり、よく転んだりする」

  • 「離乳食や幼児食が進んできたけれど、便秘がちでスッキリ出ない」

  • 「夜泣きや寝付きの悪さがなかなか改善しない」



「成長の過程かな?」と見過ごされがちなこれらの症状


「出産時の負担」という土台の上に、日々の「遊びの中での衝撃やストレス」が積み重なることで起きる、身体のアンバランス(ねじれ)が関係しているかもしれません




📌 原因①:バーストラウマ「出産時に赤ちゃんが受けるストレス」


オステオパシーでは、健やかな成長を阻む最初の原因として「出産時の負担」に注目します



赤ちゃんは狭い産道を、頭や首を強く圧迫され、ねじられながら生まれてきます


特に吸引分娩、難産、帝王切開、逆子だった場合、そのときにかかった強いストレス(衝撃)が、頭蓋骨の硬さや首・骨盤のわずかな「ねじれ」として体に残ってしまうことがあるのです





📌 原因②:日々の「遊びの衝撃」と「ストレス」がアンバランスを加速させる

出産時の負担を抱えたまま1〜2歳になり、活バツに動き始めると、さらに身体へのストレスが加わります



  • しりもちや転倒による衝撃:歩き始めの時期、子どもは一日に何度も激しくしりもちをついたり、頭をぶつけたりします。このとき、お尻(仙骨)から背骨、そして頭蓋骨へと下から突き上げるような物理的衝撃が伝わり、骨格のバランスをさらに歪ませてしまいます。

  • 環境の変化による神経のストレス:保育園への入園、お友達との関わり、親の言うことへのイヤイヤ期など、1〜2歳は精神的にもストレスを感じやすい時期です。緊張によって身体の膜(硬膜や筋膜)がギュッとこわばり、骨の柔軟性を奪ってしまいます。



【2】実際の子供の不調に対する施術と効果


【 実際にあったエピソード:歩くと片方にふらつくお子さまのお話】



当院に来院された、1歳を過ぎたばかりのあるお子さまのエピソードです。

その子は、「歩いていると、どうしても片方にばかりふらついてしまう」という状態でした。


お母さんにお話を詳しく伺ってみると、「そういえば少し前に、遊んでいるときに激しく転んで、身体をドンッと強くぶつけたことがあったかもしれない…」と思い出されました。

子どもにとって、転倒の衝撃は想像以上に大きいものです。


その子の身体を詳しく見てみると、ぶつけた衝撃によって


「足の指」「骨盤」「脊椎(背骨)」、そしてなんと「頭蓋骨」まで


まるでドミノ倒しのように連鎖して硬くロックされていました


全体のバランスが崩れてしまっているのです


オステオパシーの施術では、大人の整体のような強い力は一切使いません


触れるほどの優しい力で、ロックされた足の指から頭蓋骨までの緊張を


一つひとつ丁寧に紐解いていきました


すると施術から数日後、お母さんから嬉しい報告をいただきました



「あんなに片方にフラフラしていた歩き方が、数日経ったら見違えるほど真っ直ぐ、スムーズに歩けるようになりました!」



子どもの身体は非常に素直です。


施術の時間も20~30分ほどで終わることがほとんど・・・


原因となっている衝撃の記憶を優しく解放してあげるだけで、本来の正しいバランスを自ら取り戻していく力を持っています。



【3】「歩きや姿勢」以外にも内臓の不調を引き起こす


今回のふらつきだけでなく、遊びの衝撃やストレスは「頑固な便秘」を引き起こすこともあります。


頭の後ろ(後頭骨)と首の隙間からは、腸の動き(消化・排泄)をコントロールする重要な自律神経(迷走神経)が出ています。


衝撃によって首や頭の後ろがガチガチに緊張すると、腸の働きが低下し、薬を飲んでもなかなか治らない便秘につながることがあるのです。


オステオパシーで頭やお尻の骨(仙骨)を優しく緩めてあげることで、その日の夜にびっくりするほどスッキリ便が出た!というお子さまもたくさんいらっしゃいます。



言葉にできない子どものサインを、身体から読み解く



子どもが歩きながらふらついたり、便秘で苦しそうにしているのは


「ボクの、私の身体のバランスを整えて!」という、言葉にできないサインかもしれません。





【4】子供の健康は母親の状態とリンクしている


母親の健康状態が赤ちゃんに伝搬するというのは論文でも発表されている事実です



1)ミラーニューロンと自律神経の共鳴


人間の脳には、相手の行動や感情を鏡のように自分の脳内で再現する


「ミラーニューロン」という神経細胞があります


赤ちゃんも例外ではありません



  • 生体情報の同期: 母親が寝不足や痛みで交感神経(戦闘モード)に傾くと、抱っこされた赤ちゃんは母親の筋緊張や微細な震えを感知します


  • 不安の伝播: 赤ちゃん側のミラーニューロンがそれをキャッチし、赤ちゃん自身の自律神経も交感神経優位(興奮・警戒状態)になってしまい、激しく泣く、眠れないなどの症状に繋がります





いつも疲れた状態で赤ちゃんに接していると何かしら悪影響を及ぼす可能性があります







こういったことから、当院では子供の施術を行う場合は


お母さんの身体的、心理的な健康状態も確認させていただいてます


そして必要であれば、お母さんの身体もお子さんと並行して施術することもあります




【まとめ】



骨格が急速に固まっていく1〜2歳のこの時期に、出産時からの負担や日々の衝撃をリセットしてあげることは、将来の真っ直ぐな姿勢や健康な身体を作るための、何よりのギフトになります



「もしかして…」と思ったら、ぜひ一度、お子さまの身体のバランスをチェックすることをおすすめします


子供の場合は、施術の開始は早ければ早いほど、不調の改善スピードも明らかに早いのです





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